シェリー酒の学びを深める秋 #SHERRYWEEKをご存知ですか？

と～っても久しぶりのブログ更新。
年明けに新年の挨拶の投稿をしてからというもの、忙しさを言い訳にブログを放置していましたら年末が見えてきてしまい、慌てて更新を再開しました（笑）

前回の（いうても年初めの）ブログにも書かせていただいた通り、日本でのワイン会は無事に開催することができました！特に東京・代々木でのイベントではワインお兄さんのりゅうじさんと、日本でカナダワインを広めるために精力的に活動をしておられるばんちゃんことばんじもとこさんのサポートのもと、私が想像していた以上の数のお客様にきていただけました！

いまさらになりますが、日本での活動の様子や、仕事の内容、毎月のワイン会の振り返り、そして今年の夏にはシチリアにいってまいりましたのでその旅日記など、ブログにてアウトプットをしていきますね😊

さて、お題の内容に戻ります。
私は昨日11月5日にバンクーバー最大のプライベートリカーショップ「レガシーリカーストア」横のセミナールームで開催された「The Magic of Sherry」というイベントに行ってきました。

このセミナーは#sherryweekのハッシュタグのもと、世界中でシェリー酒を楽しむ週間にしよう！という活動みたいです。

講師はこの人。
ワインの国際資格 WSET レベル3の試験が終わりました！試験のレビューと学習の振り返り
このブログでも登場している、キース・ニコルソン先生です。私の恩師でもあります。

キースのクラス（セミナー）を受けるのも久しぶり。彼のトークにはワインの愛が溢れ、受講者を笑顔にさせるジョークもたくさん取り入れていて「勉強してる感」のないスタイルー（彼はいたって真剣なのかもしれませんが笑）—なので受けていて楽しいです😊

テイスティングは10種類。
ドライなフィーノスタイルから黒糖のように甘いPXまでの味わいのグラデーションを楽しみました！

◆ワインリスト◆
1. Tio pepe, Gonzales Byass
2. Manzanilla Michaela
3. Manzanilla En Rama, Bodega Hidalgo La Gitana
4. Amontillado Escuadrilla, Lustau
5. Oloroso Seco "Faraon" Hidalgo La Gitana
6. Palo Cortado Apostoles Rare Old Sherry, Gonzales Byass
7. Croft Original Pale Cream, Gonzales Byass
8. Herdade Hidalgo Medium
9. East India Solera, Lustau
10. PX "Triana", Hidalgo La Gitana

印象に残ったのは、
①Tio Pepe（ペペおじさん）の愛称でも親しまれるクラシックなドライフィーノスタイルのシェリー。超辛口で酸味もしっかりあり、甘いシェリーがお好きな方はお口の中がびっくりしちゃうシャープなアロマと、フロール（澱）からくるオリーブやナッツなどのアロマがたまらないです。
青々としたオリーブやアンチョビと合わせると、最高です！

⑥のPalo Cortadoのスタイルもすごく好みでした！甘み・酸味・複雑味が優雅に調和してひと口飲むごとに地中海に浮かぶような夢見心地にさせてくれるような、多幸感に包まれるような感覚になるシェリーでした。

⑦Croftのオリジナルペールクリームシェリーもすごく飲みやすく、しかもBCL（BC州のリカーストア）で＄17くらいで売られているというからびっくり！気軽に飲める食前酒や食後にピッタリだと思います。