ブログをお読みいただきありがとうございます😊
6月はパタパタしておりましたが、おかげさまで月1回開催させていただいているワイン会、今月も無事に開催することが出来ました^^🍷✨
過去3回日本語で開催していた私のワイン会。せっかくカナダで英語でワインを勉強しているので英語でアウトプットをしてみたいという気持ちと、「英語なら行きたい!」という声を数名の方からもらったことで背中を押してもらい、英語力に不安はありますが、自分への挑戦としてやってみました^^
紹介したワインのテーマは、「BCワインとスパニッシュワインの飲み比べ」。
今回ゲストの一人がスペイン出身だったのと、スパニッシュワインのもつ鮮やかなパレットは夏にぴったりだと思ったので、BCから3本スペインから2本用意しました。
BCワインは6月のオカナガン旅行で見つけたオススメワイン。スパニッシュワインは夏のパーティーやBBQを盛り上げるダイナミックな赤ワインと歴史のあるデザートワインです。
どのワインもとっても美味しいので、ブログを読んでいいなって思ってくれた方がいれば、ぜひお試しください~!😊
今回のワイン会で紹介したワインはこちら!
Hainle Vineyards Estate Winery – 2021 Amore
一本目はBC州オカナガン湖の西側・ピーチランドという小さな町にあるワイナリーのスパークリングロゼ🌹
去年のサマーバージョンでピーチランドに訪れてすっかり虜になってしまい、今年も6月上旬~下旬にかけて行ってきましたー。ピーチランドはリタイアした熟年のご夫婦が住むような静かなエリアで、時間がまった~~~りと流れます。ケロウナ・ペンティクトンどちらにもアクセスしやすいのもポイントが高くとっても気に入っています^^
Hainleは1972年創業。そんなに古く感じないと思いますが、まだまだ浅いBCワインの歴史のなかでは老舗のワイナリーと言えます。(BC州で8番目のエステートワイナリーだそうです。)2017年に新しいオーナーに代わり、現在のワイナリーになっています。
ワイナリーについてはまた今度ワイナリーレポートで詳しくお話できたらと思います!
そんなHainleのスパークリングロゼ「アモーレ」は、濃いピンク色をしていて、ストロベリーやチェリー、スイカのような華やかな甘い赤い果実の香りが濃厚に感じられます。その秘密はブレンド!
ガメイ・ピノグリ・ゲヴェルツトラミネールになんとアイスワイン用の品種Vidalとソーヴィニヨンブランから作られたアイスワインも入っています!ワインに少し詳しい人からすると「エーッ!そんなのアリ!!??」とびっくりしちゃいますが、これがとっても美味しい♡
その名前のとおり「アモーレ(愛)」な気分になっちゃうスパークリングロゼでございます♡
ちなみにワイン会の日に結果を知ったのですが、今年のACWC(All Canadian Wine Championships)で銀賞をとっていました~🌟すごい!
Dirty Laundry Vineyard – PINOT GRIS 2021
Dirty Laundryはオカナガンエリアのサマーランドにあるワイナリー。
サマーランドはオカナガン湖に面した長い丘をもつブドウの育成にバッチリな場所🌞
Dirty Laundry(汚れた洗濯物)という名前の通り、ロゴがアイロンだったり、お庭にアンティークに洗濯機があったり、おまけで洗濯ばさみがもらえたりする遊び心にあふれたワイナリーです。
数日前、サマーランドのエリアからSummerland Bench, Summerland Lakefront, Summerland Valleysの3カ所が新たにSub-GI(=小さなエリアのワイン産地を正式に名づける制度)が新しく登録されたことからも、今後ますますの成長が期待できるエリアとして大注目!
そんなDirty Laundryのピノグリは柑橘や洋梨の高いフルーツのフレーバーと酸味から来る清涼感のバランスが取れた夏にピッタリの爽やか系ワインです!フードは魚介類と合うのはもちろん、から揚げや焼き鳥(塩)にも抜群に合います♡
Monte Creek Winery – 2017 Pinot Noir
続いて紹介するのは、Monte Creek Winery – 2017 Pinot Noir。
Monte Creek WineryはKamloops(カムループス)にあり、BC州の定めるGIでいうとThompson Valley(トンプソン・ヴァリー)というエリアになります。
トンプソン・ヴァリーは緯度50度を超えていますが、内陸型気候とレインシャドー効果がブドウの生育を有利にしています!!(BCワインガチオタw)知識が増えてきたことにより、この辺りを語らせると長ぁ~~~~くなりますが、ウィスラーをはじめとする山々と特殊な地形により、質の高いブドウを作ることができるエリアって覚えてもらえると嬉しいです^^
そんな土地の恩恵を受けたピノノワールは酸度が高く、赤い果実の香りの層が何層にも感じられます。9か月の樽熟成でピノノワールらしいくすみの色合い(バニラ・土・煙のような香り)もしっかり出ているワインとなっています。
フードは夏野菜のグリルやライトめな肉料理。私的にはニンニク・ネギ・大葉などの香味野菜をたっぷりと乗せたカツオのたたきが最高なんじゃないかと思います♡バンクーバーのみんなSASHIMIYA(バンクーバーの日本の魚屋さん)に急げ~~~~!!!$10くらいでサクが買えますよーーー!!!
Beronia Rioja Reserva 2017
4本目のワインは私のワイン会では初となるBCワイン以外のワイン🍷!
今回のワイン会の中の一人がスペインから来たワイン好きな女の子だったので、WSETのクラスで勉強した美味しいスパニッシュワインを紹介させていただきましたぁ🌞
スペインのワインの特徴はなんといっても温暖な気候!暖かい太陽の光をたっぷりと受けて育ったブドウはフルボリュームでダイナミックな味わいになります🔥フルーツの香りの色合いが濃く、全体的にビビッドカラーを感じる鮮やかなパレットが特徴です。
今回紹介したRIOJA(リオハ)はスペインの代表品種テンプラニーリョとローカルの黒ブドウ品種のブレンド。しっかりとした赤ワインなんだけど、タンニンのとげとげした感じはないので、飲みやすかったんじゃないかな~と思います!^^
オススメフードペアリングは肉料理!BBQで豪快に焼いた牛肉がよく合いますね♡
あとはスペインなのでイベリコ豚のハムやうま味の高いサンドライトマトもおつまみにぴったりです!
ALVEAR – PEDRO XIMENEZ SOLERA 1927
ラストは甘~いデザートワイン🌼
普段はアイスワインを紹介していたのですが、今回はせっかくなのでスペイン続きでスペインのデザートワイン(正確にはシェリー)のPEDRO XIMENEZ(ペドロ・ヒメネス)をご紹介!
ワインの学校でこの品種を知って衝撃をうけたので、みんなにも紹介したかったのです!
ペドロ・ヒメネスは濃くとろ~っとしたテクスチャーで、黒糖やレーズンを感じる濃いぃ味わい。ペドロ・ヒメネスは専用のブドウをスペインの日差しで自然乾燥させ、水分の抜けた濃縮したブドウを使って作られます。
しかもこのワイン、ヴィンテージは驚きの1927年!!しかも開けずにいたら50年は持つそう!!
私が学校でテイスティングさせてもらったペドロ・ヒメネスも「開けてから1年以上経ってる・・・」と先生笑いながら言ってました(笑)高い糖度のワインを樽の中で熟成することでワインの時が止まり、より濃く風味高く、そして酸化しずらいワインとなります。
デザートワインはデザートとの相性が良いので、今回は定番のダークチョコレートとの組み合わせを皆さんに試してもらいました!甘さ×甘さでしつこくなりそうなイメージですが、合わせてみるとあらフシギ!これがめちゃめちゃ合うんですよね♡みなさんいかがだったでしょうか~😊?
今回も楽しく開催することができて本当に嬉しかったです😊
私のBCワインラブなパッションとWSETの学校で得た知識が良い感じに合わさった内容になったのではないでしょうか~!
今回の英語開催、やってみた感想は「英語でも楽しい~💗」
確かに発音はまだまだ練習が必要だし、言いたいことが飛んでしまう場面もたくさんあったけれど、英語でのワインの説明は日本語とはまた違った楽しさを感じることができました!みんな英語で楽しそうにおしゃべりしていて、「みんなも全然英語いけるじゃん😂」って思ったし、カナダ現地のお客様にも楽しんでいただけたってことで、自分やるじゃーん!って自信にもなりました✨
こんな素敵な体験をさせてくれて、参加してくださった人にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
次回、7月24日(日)に開催予定です。
詳細はまた追ってお知らせしますので、ツイッター・Instagramのフォローをよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました!
Eri🍷
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